村田沙耶香(小説家)と松井周(劇作家・演出家・俳優・小説家)が共同原案を作り、小説と演劇を同時発表するプロジェクトinseparable(いんせぱらぶる)。プロジェクトと連動したワークショップを2019年10月19日〜20日に、NEWTOWN 2019内で行われる。

松井周が、劇団サンプルで2011年より神奈川・東京・北海道・新潟でスタッフ・俳優と開発してきた人気のワークショップが「inseparable=切っても切れない」というテーマで連動企画として復活します! 松井周、杉山至、伊藤キム、坂口恭平、野津あおいと、バラエティに富んだ講師陣がお待ちしております。

※やむを得ない事情により、講師が変更になる場合があります。

▼イベント概要
日程:2019年10月19日(土)、10月20日(日)
時間:10:00〜19:00
会場:パルテノン多摩 市民ギャラリー
料金:1コマ 5,000円(税込)、5コマ通し受講 20,000円(税込)

出演者:

  • 松井周
  • 伊藤キム
  • 杉山至
  • 坂口恭平
  • 野津あおい

※やむを得ない事情で講師が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
※ワークショップにより、対象年齢がございます。
※ワークショップの様子を記録し、NEWTOWNの資料として公開する場合がございます。

▼各イベントの詳細

『切っても切れない五感の記憶』

私たちは物語の資源を持っています。どこにあるかというと、五感の記憶の中にです。五感の底の方にしまわれてる記憶を引っ張り出して、物語をつくってみましょう。参加者ぞれぞれの物語を持ち寄って、ちょっとした作品をつくってみます。用意するものはありません。強いて言えば、ゲームを楽しむ心構えくらいでしょうか?スピリチュアルなものではないです。演劇の入り口を体験していただくつもりです。

※対象年齢:16歳以上

■講師:
松井周

©️平岩享

1972年生東京都出身。1996年劇団「青年団」に俳優として入団後、作家・演出家としても活動を開始する。2007年『カロリーの消費』より劇団「サンプル」を旗揚げ、青年団から独立。バラバラの自分だけの地図を持って彷徨する人間たちを描きながら、現実と虚構、モノとヒト、男性と女性、俳優と観客、などあらゆる関係の境界線を疑い、踏み越え、混ぜ合わせることを試みている。2011年『自慢の息子』で第55回岸田國士戯曲賞を受賞。2016年『離陸』で2016 Kuandu Arts Festival(台湾)に、2018年『自慢の息子』でフェスティバル・ドートンヌ・パリ(仏)に参加した。

実施日時:10月19日(土)10:30〜13:00
チケット料金:5,000円(税込)

※応募フォームより9月28日(土)までにご応募ください。
※応募者多数の場合は抽選の上、10月2日(水)までに当選を連絡致します。
※当選連絡のあった方は、10月6日(日)までに参加費を指定の口座にご入金ください。入金を確認できた方に所持品や必要事項をご連絡します。
※入金確認が取れない場合は、参加資格がなくなります。
※連絡はinseparableまたはサンプル制作部からメールでいたします。

『ことばを発見、そのあと解体〜誰かを鑑賞することから始めます』

ニューヨーク近代美術館MoMAで開発されたVTS(Visual Thinking Strategy)と呼ばれる「対話型鑑賞」の手法を用い、生身の人間を鑑賞することを試みます。VTSとは、ひとつの美術作品をひとりではなく数人で同時に鑑賞し、感想を述べ合い共有しながら作品をより深く捉え、コミュニケーション能力の向上などにつなげる手法です。今回のワークショップでは美術作品ではなく人物を観察することで、その人にまつわる言葉を導き出し、さらにその言葉たちを自由に組み合わせて、身体の動きを交えながら新たな空間を作り上げることを目指します。またその様子をツイッターを通じて外部に発信することも試みます。俳優・ダンサーだけでなく詩人・美術家・教員・会社員・ジャーナリスト・主婦など、年齢や背景などさまざまな人達にご参加いただき多様な視点の交換を目指します。

※対象年齢:16歳以上
※ワークショップの一環として、ツイッターで内容を公開する場合があります。

■講師:
伊藤キム

ダンサー・演出家・振付家・フィジカルシアターカンパニーGERO主宰。87年舞踏家・古川あんずに師事。95年「伊藤キム+輝く未来」結成。96年フランス・バニョレ国際振付賞、02年第一回朝日舞台芸術賞・寺山修司賞、08年横浜文化賞奨励賞。05年にバックパックを背負って半年間の世界一周の旅に出る。おやじが踊って給仕する「おやじカフェ」のプロデュースを国内外で行う。15年新カンパニーGEROを結成して10年ぶりに創作活動を再開。これまでに『家族という名のゲーム』『病める舞姫』『あなたはわたしのなんなの?』などを発表。京都造形芸術大学客員教授。青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム修了。かなっくホール(横浜市神奈川区)レジデンスアーティスト。

実施日時:10月19日(土)14:00〜16:30
チケット料金:5,000円(税込)

※応募フォームより9月28日(土)までにご応募ください。
※応募者多数の場合は抽選の上、10月2日(水)までに当選を連絡致します。
※当選連絡のあった方は、10月6日(日)までに参加費を指定の口座にご入金ください。入金を確認できた方に所持品や必要事項をご連絡します。
※入金確認が取れない場合は、参加資格がなくなります。
※連絡はinseparableまたはサンプル制作部からメールでいたします。

『セノグラフィーから“環境”を考える』

“環境”という言葉を使うとき、私たち人間はその環境とは切り離せない存在なのになぜか環境の外にいてそれを観察しているような感覚になる。動物と同じ生き物のはずなのに。
一方、通常は舞台美術と訳されるがセノグラフィー(シーン+グラフィック)とは、人間と環境が関わり交わる中で作り出す状況や場面を考え創造するアートだ。
今回のワークショップでは、そんなセノグラフィーの発想で我々を取り巻く“環境”を五感で体感し考えてみたい。

※対象年齢:中学生以上

■講師:
杉山至

国際基督教大学卒。在学中より劇団青年団(平田オリザ主宰)に参加。2001年度文化庁芸術家在外研修員としてイタリアにて研修。近年は演劇では青年団、地点、サンプル、風琴工房、城山羊の会、東京タンバリン、てがみ座、ダンスではダンスシアターLUDENS、平山素子、MOKK、白井 剛、森川弘和、またミュージカル・テニスの王子様、オペラでは日生オペラ『フィガロの結婚』『ドン・ジョバンニ』、ドイツ・ハンブルク劇場主催『海、静かな海』の舞台美術を手掛る。舞台美術ワークショップも多数開催している。また、近年は劇場等のリノベーションも手がけている。劇団地点『るつぼ』にてカイロ国際演劇祭ベストセノグラフィーアワード2006受賞。第21回読売演劇大賞・最優秀スタッフ賞受賞(2014年)。桜美林大学、四国学院大学、女子美術大学非常勤講師、舞台美術研究工房・六尺堂ディレクター、NPO法人S.A.I.理事、二級建築士。

実施日時:10月20日(日)10:00〜12:30
チケット料金:5,000円(税込)

※応募フォームより9月28日(土)までにご応募ください。
※応募者多数の場合は抽選の上、10月2日(水)までに当選を連絡致します。
※当選連絡のあった方は、10月6日(日)までに参加費を指定の口座にご入金ください。入金を確認できた方に所持品や必要事項をご連絡します。
※入金確認が取れない場合は、参加資格がなくなります。
※連絡はinseparableまたはサンプル制作部からメールでいたします。

『自分の薬をつくる』

僕は躁鬱病で、とにかく毎日困ってます。体が動けなくなって、誰にも会えなくなって、布団に入ってるだけしかできず、それも苦しいので、何もしないわけにはいきません。病院からもらった薬を飲んでみるのですが、どうもうまく効きません。ああ、このままでは死んでしまいたいとも思うのです。しかし、そんなわけにもいきません。外に関心も向きませんし、自分の内面と向き合うと言っても、そんなことばかりしてたら頭がおかしくなってしまいます。僕はそんな中、苦しいと言葉にすれば3文字になってしまう状態を、風景ととらえてそれを描写することをはじめてみました。すると3文字が30万字の小説になったり、1000枚の絵になったりしました。それが僕の薬になりました。治す薬のつもりがやっていると現実を超越する薬になってました。そんな薬もみんなも自分で作れたら自殺者も減るんじゃないか。そんなに簡単なことではないだろうけど、やらないよりましだから、みんなも自分で薬をつくってみたらいいと思います。そのアドバイスをします。

※年齢制限はございません。

■講師:
坂口恭平

1978年、熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年に路上生活者の住居を撮影した写真集『0円ハウス』(リトルモア)を刊行。それを元にした『TOKYO 0円ハウス 0円生活』(大和書房)で文筆家としての活動をスタート。著書に『独立国家のつくりかた』(講談社)、『幻年時代』(幻冬舎、第35回熊日出版文化賞)、『徘徊タクシー』(新潮社)、『家族の哲学』(毎日新聞出版、第57回熊日文学賞)など。現在は熊本を拠点に活動。2023年に熊本市現代美術館にて個展を開催予定。

実施日時:10月20日(日)13:30〜16:00
チケット料金:5,000円(税込)

※応募フォームより9月28日(土)までにご応募ください。
※応募者多数の場合は抽選の上、10月2日(水)までに当選を連絡致します。
※当選連絡のあった方は、10月6日(日)までに参加費を指定の口座にご入金ください。入金を確認できた方に所持品や必要事項をご連絡します。
※入金確認が取れない場合は、参加資格がなくなります。
※連絡はinseparableまたはサンプル制作部からメールでいたします。

『ヒトの観察』

最近、演劇も近い将来AIに管理されたりAIが出演するようになるのかな?と妄想します。先日TVで見た「アナウンサーのAI」は(彼は画面の中に住んでいるのですが)見た目もヒトそのものだし、決して言葉を読み間違えない、理想の仕事人でした。こんなAIが俳優の世界に登場したら、人間には勝ち目がなさそうです。とはいえ、わたし達人間にそなわっている雑音やまちがいは、人間自身の特徴であると言えるでしょう。環境に引っ張られ、だらだらして、非合理で、すっとんきょうなヒトの行動。常に何かに向かって欲望が突き進んでいるようす。それらを採取して観察したいと思います。人間がどういう行動をしているのかわかると、“演じるって何をする事なのか”見えてくるかもしれません。もしくはイメージや記憶に動かされるカラダ。自分の意思以外で動くと面白いし、案外ラクに生きられるかもしれません。

※対象年齢:小学生以上

■講師:
野津あおい

舞台俳優。在学中より活動を始め、京都芸術センター演劇計画2007『生きてるものはいないのか』(作・演出:前田司郎)、サンプル『家族の肖像』などに出演。2011年サンプルに所属、以降ほぼ全ての作品に出演。脱力した身体と、空間適応力が特徴。劇団外の活動では、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアツアーに参加した『God Bless Baseball』(作・演出:岡田利規)、鳥公演の西尾佳織と、『蒸発』『透明な隣人~-エイト-によせて~』『2020』など。また2017年より、越後妻有大地の芸術祭「上郷クローブ座レストラン」演出家をつとめ、地域と協働しながら年に1、2回作品を発表している。

実施日時:10月20日(日)16:30〜19:00
チケット料金:5,000円(税込)

※応募フォームより9月28日(土)までにご応募ください。
※応募者多数の場合は抽選の上、10月2日(水)までに当選を連絡致します。
※当選連絡のあった方は、10月6日(日)までに参加費を指定の口座にご入金ください。入金を確認できた方に所持品や必要事項をご連絡します。
※入金確認が取れない場合は、参加資格がなくなります。
※連絡はinseparableまたはサンプル制作部からメールでいたします。

INFORMATION

日程
2019年10月19日(土)、10月20日(日)
エリア
駅前エリア
会場
パルテノン多摩 市民ギャラリー
出演者
松井周、伊藤キム、杉山至、坂口恭平、野津あおい
料金
1コマ 5,000円(税込)、5コマ通し受講 20,000円(税込)
備考
※やむを得ない事情で講師が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
※ワークショップにより、対象年齢がございます。
※ワークショップの様子を記録し、NEWTOWNの資料として公開する場合がございます。

ACCESS & MAP

元小学校と駅前大通りの2会場

駅前エリア
パルテノン大通り・パルテノン多摩(多摩市・多摩センター駅前)

パルテノン大通り・パルテノン多摩(多摩市・多摩センター駅前)

東京都多摩市落合1丁目45

学校エリア
デジタルハリウッド大学 八王子制作スタジオ(旧三本松小学校)

デジタルハリウッド大学 八王子制作スタジオ(旧三本松小学校)

東京都八王子市松が谷1番地