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トーク『90年代といま』

小沢健二と、小山田圭吾。
彼らが同時に活動を再開し、渋谷系音楽が盛り上がりを見せた2017年。
音楽業界の2名のキーパーソンが、現在の渋谷系再興について考察します。

1人は、「渋谷系」黎明期に深くかかわり、今年サニーデイ・サービスとの共著『青春狂走曲』を発売した音楽ライターの北沢夏音氏。
もう1人は、イベント「MADCHESTER NIGHT」のオーガナイザーで、ストーン・ローゼスのマニ招聘や、SLYE RECORDSでトラックメイカーEccyのリリースを行うなど、音楽業界で八面六臂の活躍を見せる与田太郎氏。
このお二方を迎えて、過去と現在が交錯する音楽シーンについて語っていただきます。

「2017年フリッパーズ・ギターの2人が同時に活動を再開、ペニー・アーケードやブリッジ、デボネアの渋谷系のオリジネイターの再結成や再発などもありました。
アナログ・ブームなどもあり若い世代にも音楽を自発的に掘り下げる楽しみが広がっているようにも思えます。
そこで90年代の渋谷系の隆盛を当事者として体験してきたライターである北沢夏音氏を迎えて、当時と今の共通点や今渋谷系の再評価がなぜ今なのか、などを話ながら今の音楽シーンについての話をしたいと思います。」
与田太郎(KiliKiliVilla,Wonder Release)

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日程:2017年11月11日(土)
時間:START 14:00
場所:東京都 デジタルハリウッド大学 八王子制作スタジオ(旧三本松小学校)
東京都八王子市松が谷1番地
出演:北沢夏音
司会:与田太郎 (KiliKiliVilla / Wonder Release / HORIZON)
チケット料金:入場無料
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北沢夏音
1962年東京都生まれ。ライター・編集者。少年マンガ誌、ジャーナル誌等の編集に携わる傍ら、フリッパーズ・ギターとの出会いをきっかけに雑誌連載構成を担当するなど、「渋谷系」黎明期に深くかかわる。92 年、インディペンデント・マガジン『Bar-f-Out!』を創刊。93年、和モノ再発見の嚆矢となったクラブ・イヴェント「自由に歩いて愛して」を主催。『人間万葉歌 阿久悠作詞集』などCDのライナー・ノーツも多数手がける。ライターとして独立後はカルチュア誌、文芸誌、ウェブ媒体等を中心にサブ・カルチュアにまつわる文章を寄稿、『Quick Japan』『Spectator』をはじめ未刊の連載の書籍化を待ち望む声が絶えない。著書に『Get back, SUB! あるリトル・マガジンの魂』(本の雑誌社)、共著に『次の本へ』(苦楽堂)、『冬の本』(夏葉社)、『音盤時代の音楽の本の本』(カンゼン)など。ほかに『80 年代アメリカ映画100』(芸術新聞社)の監修、サンボマスター山口隆対談集『叱り叱られ』(幻冬舎)の構成、寺尾紗穂『愛し、日々』、森泉岳土『夜のほどろ』(いずれも天然文庫)の企画・編集なども手がける。2017年、サニーデイ・サービスとの共著『青春狂走曲』(スタンド・ブックス)を刊行。
Twitter:@getbacksub

与田太郎 (KiliKiliVIlla / Wonder Release / HORIZON)
1989年Second Summer Of Loveに大きな衝撃を受けインディーダンスのDJをスタート、90年代中旬のレイヴムーブメントから数多くのレイヴでDJ、オーガナイズを行う。1999年に自身のパーティーであるMothership、the oceanをスタート、ヨーロッパのトランス、プログレッシブハウスのDJを数多く招聘し現在につながるシーンを東京に作った。
プロデューサー・ディレクターとしてWonder Release、SLYE RECORDS、HORIZONなどジャンルを飛び越えレーベルを運営、企画し現在はKiliKiliVillaのスタッフとして活動中。
Twitter:@YODATARO

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