NEWTOWN

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田中宗一郎 presents 『2017 On the Tracks』

2015年6月に「Apple Music」が、2016年11月月10日に「Spotify」が、上陸し、ここ日本でも「ストリーミングサービスで音楽を聴く」という文化が浸透しつつある。

この数年の間に押し寄せたストリーミングサービスのローンチの波は、アナログレコードの誕生、コンパクトディスクの発明、iTunesおよびiPodの登場と同じように、この小さな島国で暮らすリスナーの音楽の聴き方を、生活スタイルを、そして気分を見事に塗り替えた。きっと、そう言っても過言ではないかと思います。

実際、国内外問わず、CDやレコードといった形態ではリリースされず、ストリーミングサービスのみでしか発表されていない作品もあります。いま世界では、音楽を取り巻く環境、そして何より音楽そのものが、うねりをあげて変化しています。そんなポップミュージックの歴史上でも指折りの激動の時代――その真っ只中にある2017年には、どんな音楽が鳴っているのでしょうか?

NEWTOWN試聴部屋では、音楽評論家の田中宗一郎氏による音楽トークを実施。1990年代後半に音楽雑誌『snoozer』を立ち上げ、音楽ファンにひとつの「指針」を示してきた田中氏は今、世界の音楽シーンをどのように捉えているのか?そして、ポップミュージックはこれからどこへ向かおうとしているか? 音楽ジャーナリストの宇野維正氏と柴那典氏を迎え、2017年という時代を考えます。

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日程:2017年11月12日(日)
時間:START 17:40
場所:東京都 デジタルハリウッド大学 八王子制作スタジオ(旧三本松小学校)
東京都八王子市松が谷1番地
出演:田中宗一郎
ゲスト:宇野維正
MC:柴那典
チケット料金:入場無料
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田中宗一郎(たなか そういちろう)
編集者。音楽評論家。DJ。立教大学文学部日本文学科卒業後、広告代理店勤務を経て、株式会社ロッキング・オンに入社。雑誌『ロッキング・オン』副編集長を務めた後、フリーに。1997年に編集長として雑誌『スヌーザー』を創刊。株式会社リトルモアから14年間刊行を続ける。現在はサインマグこと『ザ・サイン・マガジン・ドットコム』のクリエイティブ・ディレクター。DIGAWELのサブ・ブランド、The Chums of CHANCEの立ち上げも。飼い猫の名前はチェコフとアリア。
http://thesignmagazine.com/
https://twitter.com/soichiro_tanaka

宇野維正(うの これまさ)
映画・音楽ジャーナリスト。「リアルサウンド映画部」で主筆を務めるほか、ファッション誌や各主要ウェブメディアに多数の連載を持つ。著書、『1998年の宇多田ヒカル』(新潮社)、『くるりのこと』(新潮社)。最新刊「小沢健二の帰還」(岩波書店)が11月末に発売される。
https://twitter.com/uno_kore

柴那典(しば とものり)
1976年神奈川県生まれ。音楽ジャーナリスト。ロッキング・オン社を経て独立、雑誌、ウェブなど各方面にて音楽やサブカルチャー分野を中心に幅広くインタビュー、記事執筆を手がける。主な執筆媒体は「AERA」「ナタリ
ー」「CINRA」「MUSICA」「リアルサウンド」「ミュージック・マガジン」「婦人公論」など。「cakes」と「フジテレビオンデマンド」にてダイノジ・大谷ノブ彦との対談「心のベストテン」連載中。著書に『ヒットの崩壊』(講談社)『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』(太田出版)、共著に『渋谷音楽図鑑』(太田出版)がある。
http://shiba710.hateblo.jp
https://twitter.com/shiba710

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