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何年も地域と芸術文化に携わってきた方々に登壇いただき、 地域と芸術、運営のリアル、今の美術の価値などディープな実体験を元にディスカッショントークを開催。
多摩という東京の郊外で色々な文化に触れられるイベント『NEWTOWN』で、これからの芸術文化と生活の在り方について 目を向けるきっかけになればと思います。
■プロフィール
原 蜜
株式会社アートフロントギャラリー(渋谷区猿楽町)に勤務。様々なアートのコーディネート業を行う同社のソフト事業部に所属し、会長の北川フラム氏がアートディレクターを務める「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」「瀬戸内国際芸術祭」「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020」に関る。主にそれぞれの地域の集落、島々の住民、アーティストやボランティアスタッフなど、異なる背景を持った人々が関る現場での業務に携わる。現在は首都圏をフィールドに、「大地の芸術祭」の通年運営や、各地域と企業、ボランティアなどのネットワーク形成に取り組んでいる。
江良 慶介
1999年、慶應義塾大学を卒業。外資系IT企業に勤務後、バックパッカーやフリーターなどを経て、2005年に一般社団法人APバンクがコンセプトプロデュースするサステナブルなライフスタイルを提案するkurkku(クルック)に入社。2007年、インドで農薬被害に苦しむコットン農家のオーガニック農法への移行を支援する「プレオーガニックコットンプログラム(POC)」を伊藤忠商事と共同で立ち上げる。東日本大震災後、POCの仲間であるアパレルブランドなどとともに、津波被害で稲作ができなくなった農地にコットンを植え、雇用創出と地域再生を目指す「東北コットンプロジェクト」を発足させ、事務局代表を務める。ap bankの復興支援担当も兼務し、義援金の募集やボランティアの派遣、各種イベントの企画・運営などに携わる。2014年kurkku alternative(クルック オルタナティヴ)の代表取締役社長に就任。2016年、宮城県石巻市を中心に地域復興・振興を目指すアートと食と音楽の総合祭「Reborn-Art Festival」を立ち上げ、制作委員・副事務局長として主にアート・食・音楽コンテンツの制作、並びに営業・PRを統括する。
清宮 陵一
VINYLSOYUZ LLC 代表/NPO法人TOPPING EAST 理事長。1974年東東京生まれ。2001年に音楽レーベルvinylsoyuzを始め、音楽家による即興対決プロジェクト『BOYCOTT RHYTHM MACHINE VERSUS』を主宰し、2006年のドキュメンタリー映像作品製作以降、国立科学博物館、後楽園ホール、スタインウェイ工場(New York)にて公演を実施。今後も日本人音楽家が海外に挑むプロジェクトとして五大陸制覇を計画中。
坂本龍一氏のレーベル「commmons」に参画後は、音楽プロダクション「VINYLSOYUZ LLC」を立ち上げ、現在は和田永、蓮沼執太、相対性理論といった音楽家らと協業する傍ら、特別なヴェニューや公共空間でのパフォーマンスを多数プロデュース。2014年には音楽がまちなかで出来ることを拡張すべく「NPO法人TOPPING EAST」を設立し、地元・東東京に根差したプログラムを展開。2020年にはTokyo Tokyo FESTIVAL企画公募事業『隅田川怒涛』を実施。
内田 伸一
CINRA.NETなどのWEBメディア、美術手帖などの雑誌、また書籍で数々のアート・デザイン分野の記事執筆・編集に携わる。若手建築家(当時)たちが中心に発行していた雑誌『A』、ロンドン発カルチャー誌の日本版『Dazed &Confused Japan』、クロスジャンルのウェブサイト『REALTOKYO』などに参加。日英バイリンガルの現代アート誌/ウェブサイト『ART iT』で副編集長を務めた後、現在フリーランス。
INFORMATION
- 日程
- 2019年10月20日(日)
- 時間
- 13:30-14:30
- 教室
- 学校エリア
- 料金
- 無料
- 登壇者
- 原 蜜
- 江良 慶介
- 清宮 陵一
- モデレーター
- 内田 伸一