元・小学校の教室というシチュエーションで、映画を上映したり、映画について語ります。今年は、映画監督やミュージシャンによるトークイベントや、映画監督による映像作りのワークショップを行います。また、映画をモチーフにしたイラストの展示も！　懐かしい「放課後」の雰囲気を味わいに来てください。

追加情報
20日（日）15:00〜16:00の「主演・細田佳央太が語る『町田くんの世界』」のゲストに関水 渚さんが追加決定しました。

映画祭TAMA CINEMA FORUM×NEWTOWNコラボ企画
TAMA de SHORT FILM

「映画祭TAMA CINEMA FORUM」内の若手監督の発掘を目的としたコンペティション「TAMA NEW WAVE」。本コンペティションで過去にグランプリを受賞した竹内里紗監督と、新感覚のロードムービー『TOURISM』で注目を集める宮崎大祐監督をお迎えし、彼らの短編作品の上映とトークを実施します。宮崎監督の『ざわめき』は今回のために撮り下ろした新作です。

日時：19日（土）12:00〜13:30
定員：50名
※Peatix事前予約者優先
ご予約はこちら

■作品紹介

『ざわめき』 ※新作

神奈川県大和市在住のアラサー女性佐々木は顔も知らないメル友に「今日会おう」と言われ逡巡する。その日は佐々木の誕生日だった。

■ゲストプロフィール
宮崎大祐（みやざき だいすけ）
映画監督。フリーの助監督を経て『夜が終わる場所』でデビュー。近作には2018年『大和（カリフォルニア）』や2019年『TOURISM』がある。
宮崎大祐（@Gener80）さん / Twitter

『感光以前』

2015年／15分／カラー
出演：大村沙亜子　金井浩人　堀春菜　小川ゲン　小綿照雄
監督：竹内里紗　脚本：峰尾賢人　プロデューサー：池本凌太郎　撮影：松島翔平　照明：城田柾　美術：美崎玲奈　サウンドデザイン：伊豆田廉明　冨金原康典　編集・記録：李奥洋　助監督：浅野良輔
©東京藝術大学大学院映像研究科

夏。映画学校が取り壊される前日の夜。元生徒の武田と相川は美術道具を取りに学校へと忍び込む。誰もいない校舎と建てられたままのセット。そこはかつての面影を残したまま時間が停止しているかのようである。一方、時を同じくして警備員の室井は女子高生の瑞木に出逢い……。

■ゲストプロフィール
竹内里紗（たけうち りさ）
1991年生まれ、神奈川県出身。立教大学で映画を学び、処女長編『みちていく』（2014）が劇場公開。その後、東京藝術大学大学院映像研究科に進学。修了制作『みつこと宇宙こぶ』（2017）が第11回田辺・弁慶映画祭女優賞を受賞。最新作はオムニバス映画『21世紀の女の子』（2019）の一編『Mirror』。
竹内 里紗（@takeuchi_risa）さん / Twitter

入江陽の、みたものがたり

日本でもますます人気を増すNetflix。映画業界も決して無視できない存在となったこの新しい映像文化の鉱脈について、映画、Netflixにも精通するミュージシャンの入江陽さんがゲストを迎えてトーク、自身の見たものを熱く語ります。具体的に好きな作品への思いを中心に、Netflixの面白さを熱弁。

日時：19日（土）15:00〜16:00
定員：50名
※Peatix事前予約者優先
ご予約はこちら

■ゲストプロフィール
入江陽（いりえ よう）
1987年9月19日生まれ。東京都新宿区大久保出身のシンガーソングライター。『月極オトコトモダチ』『最低。』などの映画音楽も手がける。雑誌『装苑』ではNetflixなどの配信番組を紹介する「はいしん狂日記」を、雑誌『ミュージック・マガジン』ではゲストを迎え、ゲストゆかりの10曲について語り合う「ふたりのプレイリスト」を連載している。
入江陽(Yo Irie)（@irieyoo）さん / Twitter

TaitanMan （Dos Monos）
1993年生まれ。3人組ヒップホップグループDos Monosのラッパーとして活動中。2017年、初の海外ライブとなるソウル公演やSUMMER SONICなどの出演を経て、2018年に日本人として初めてアメリカ・LAのレーベル「Deathbomb Arc」と契約。その後もフランスのフェス『La Magnifique Society』、上海のフェス『SH△MP』等に出演するなど、越境的な活動を展開。
Taitan（@tai_tan）さん / Twitter
Taitan (Dos Monos)さん(@tai_____tan) • Instagram写真と動画

『観る音楽、聴く映画』 at NEWTOWN

音楽が鍵となっている短編や中編映画、ミュージックビデオの上映や、映画監督のトークや、DJとVJのコラボレーションも行なわれるイベント『観る音楽、聴く映画』がNEWTOWNに。2日で1プログラムずつ、「映画とMV」をテーマに、ゲストを迎えてトークを行います。

日時：
19日 17:30〜18:15　Dos Monos『Clean Ya Nerves』MV上映（荘子it、冨永昌敬トーク付）
20日 17:30〜18:15　King Gnu『The hole』MV上映（内山拓也監督、今村圭佑撮影監督トーク付）
定員：各50名
※Peatix事前予約者優先
19日のご予約はこちら
20日のご予約はこちら

■作品紹介
Dos Monos『Clean Ya Nerves』MV
今年、アルバム『Dos City』をリリースし、注目を集めた3人組HIP HOPユニットDos Monosのミュージックビデオ。映画監督の冨永昌敬さんが手がけ、地下アイドル/ライターの姫乃たまさんも出演している。

■ゲストプロフィール

荘子it (ソーシット) a.k.a Zo Zhit
1993年生まれ。東京を拠点に活動するトラックメイカー/ラッパー。2019年3月20日に1stAlbum『Dos City』でデビューしたDos Monosを率いながら、個人として様々なアーティストへのトラック提供も手がける。楽曲制作に限らず、テレビやラジオ番組のMCも務めるなど、現在もインディペンデントかつ越境的に活動の幅を拡げている。今年10月18日より放送される、冨永昌敬が監督したテレビ東京ドラマ25『ひとりキャンプで食って寝る』の劇伴音楽を担当。
荘子it（@ZoZhit）さん / Twitter

冨永昌敬（とみなが まさのり）
1975年愛媛県生まれ。映画監督。近年のおもな監督作品は、2015年『ローリング』、2016年『マンガをはみだした男 赤塚不二夫』、2017年『南瓜とマヨネーズ』、2018年『素敵なダイナマイトスキャンダル』など。今年10月18日より、荘子itが劇伴音楽を担当したテレビ東京ドラマ25『ひとりキャンプで食って寝る』が放映。
冨永昌敬（@dolvic2002）さん / Twitter

■作品紹介
King Gnu『The hole』MV
アルバム『Sympa』に収録されている、ツアー終了後に公開されたMV。監督は『ヴァニタス』の内山拓也さんが手掛け、撮影は映画やCMなどで活躍する今村圭佑さんが担当。清水尋也さんが主演を務め、夏子さんや神庭昇平さんが出演している。

■ゲストプロフィール

内山拓也（うちやま たくや）
1992年生まれ、新潟県出身の映画監督。高校卒業後、文化服装学院入学。23歳で初監督作『ヴァニタス』を制作。PFFアワード2016 観客賞、香港国際映画祭出品、批評家連盟賞ノミネート。
内山拓也（@_takuyauchiyama）さん / Twitter

今村圭佑（いまむら　けいすけ）
1988年生まれ、富山県出身の撮影監督。日本大学芸術学部卒業後、KIYO氏に師事。映画、CM、PVカメラマン、撮影監督として活動する。
今村圭佑（@hotaruika02）さん / Twitter

杉田協士ワークショップ「iPhone EIGA」

2019年、『ひかりの歌』が高い評価を受けた杉田協士監督。多摩地域に住む杉田監督が、映画づくりワークショップを実施。iPhoneを使って、あなたも映画のワンシーンを作ってみませんか。

日時：20日 12:00〜14:00
定員：15名（見学は当日、出入り自由）
※Peatix事前予約者優先
ご予約はこちら

＜プログラム内容＞
・杉田監督の映画づくりレクチャー（15分）
杉田監督が映画づくりをどう行うか、その基本を伝えます
・NEWTOWNの敷地内にて撮影（45分）
3人1組、5チームにわかれ、iPhoneを使って1人1本、映画を撮影します
※後の撮影のために、NEWTOWN会場にどんな場所があるか、事前に見学しておくことをおすすめします
・上映・フィードバック（45分）
撮影した映画を上映、杉田監督や参加者からのコメント時間を設けます

■講師プロフィール
杉田協士（すぎた きょうし）
1977年、東京生まれ。映画監督。2012年に長編第1作『ひとつの歌』が劇場公開。2019年に第2作『ひかりの歌』が公開。
杉田協士💡（@kyoshisugita）さん / Twitter
 

主演・細田佳央太が語る『町田くんの世界』

2019年春に公開し、話題を集めた石井裕也監督『町田くんの世界』。BD発売に際して、本作で映画初主演を果たした細田佳央太さんと本作のプロデューサー北島直明さんをゲストに迎え、トークイベントを行います。『町田くんの世界』の裏側から、細田さん本人のパーソナルな部分までを語ってもらいます。

日時：20日（日）15:00〜16:00
定員：50名
※Peatix事前予約者優先
ご予約はこちら

■ゲストプロフィール

細田佳央太（ほそだ かなた）
2001年生まれ。東京都出身。小学2年生の時テレビ出演に興味を持ち、母親が履歴書を送ったことがキッカケで芸能の道へ。今までにＣＭ出演や、登場人物の幼少期役を演じるなどの演技経験はあったものの、本作が初主演映画作品となる。今後も、未発表だが話題のドラマ・映画作品への出演が控えている。
細田佳央太　Kanata Hosoda（@KanataHosoda）さん / Twitter

北島直明（きたじま なおあき）
映画プロデューサー（日本テレビ映画事業部所属）。『桐島、部活やめるってよ』のアシスタントプロデューサーを経て、『藁の楯』でプロデューサーデビュー。同作は第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品。『22年目の告白－私が殺人犯です－』では、エランドール賞プロデューサー奨励賞を受賞。他にも『ちはやふる』シリーズをはじめ、『キングダム』『オオカミ少女と黒王子』『斉木楠雄のΨ難』『50回目のファーストキス』『町田くんの世界』などサスペンスからラブストーリー、コメディと幅広いジャンルを数多く手掛ける。また、ハリウッドでの『藁の楯』のリメイク製作にはプロデューサーとして参加。公開待機作に入江悠監督最新作『AI崩壊』（2020年公開）、福田雄一監督最新最新作『新解釈三國志』（公開日未定）などがある。
北島直明（@kitajima0425）さん / Twitter

関水 渚（せきみず なぎさ）
1998年生まれ。神奈川県出身。2017年4月「アクエリアス」のCMでデビュー、話題を博し、雑誌などで活躍。初めて参加した映画主演のオーディションが本作だったが、プロデューサーが「演技経験もテクニックも何もないはずなのに、不思議な魅力というか華やかさというか、とてつもない伸びしろを感じ、彼女に賭けてみようと思った」と語るほどの存在感で、見事役を射止めた。町田くん役の細田同様今後、話題作・大作映画への出演を控えている。

『町田くんの世界』

2019年／120分／カラー
出演：細田佳央太、関水 渚、岩田剛典、高畑充希
監督:石井裕也 脚本:片岡 翔 石井裕也 音楽:河野丈洋 企画・プロデュース:北島直明
原作:安藤ゆき「町田くんの世界」(集英社マーガレットコミックス刊)
製作委員会:日本テレビ放送網 バップ ワーナー・ブラザース映画 読売テレビ放
送 KDDI GYAO CREDEUS
/STV・MMT・SDT・CTV・HTV・FBS
製作幹事:日本テレビ放送網 制作プロダクション:CREDEUS 配給:ワーナー・ブラザース映画
©安藤ゆき/集英社 ©2019 映画「町田くんの世界」製作委員会

地味なメガネの16歳・高校生、町田一。見た目は優等生なのに勉強は苦手。運動神経はゼロに等しく、要領も悪い。でも「人を愛する才能」だけはズバ抜けていた！　ある日、町田くんは、「人が嫌い」と言う猪原さんと出会う。そんな「人嫌い」の猪原さんが町田くんはとても気になった。今まで出会ったことのない「わからない感情」が芽生え始める町田くん。生まれてはじめて直面した現実に、町田くんの中で嵐が吹き荒れる！

電影図 by Johnnp

19日、20日の全時間帯
「私の好きな映画」をテーマにしたイラストをニュー・シネマ・パラダイスに展示。映画は見るだけにあらず。台北を拠点に活動するイラストレーター、Johnnpが、自分の思い出の映画をイラストで描き出します。

■ゲストプロフィール
Johnnp（ジョンピ）
台北を拠点に活動中イラストレーター、グラフィックデザイナー。DJやブランドの専属カメラマンなどを担当した経験もある。音楽が好きて、音楽や音をテーマをして描いた作品が多い。華やかな、細かい中世ヨーロッパ風から、ミニマリストアートのような描き方まで得意。 2015年に台湾のクラシック自転車専門店「Sense30」とコラボして初個展を行なわれ、それから、日本の高松市のBookmaruteで展示したこともある。イラスト作品は雑誌『秋刀魚』の表紙に使われたり、Today At Apple 教師、様々なブランドとコラボしたり、そして数々の展示スペースで大きな作品発表したこともある。

Exhibition
2015 Listen 01 Solo Exhibition ,Taiwan
2016 The AudioVisual Solo Exhibition ,Japan
2016 Support Your Friend Project Screen Printing Workshop ,Japan
2017 Culture & Art Book FAIR in TAIPEI
johnnp.com
instagram @johnnp